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1.新しい時代の司法と裁判官評価の意義 2001年の司法制度改革審議会意見書は、これまでの裁判官の任命及び人事評価には「透明性・客観性」が欠けており、また裁判所の外部からの意見が反映されておらず、改革の必要があることを指摘しました。それを受けて設けられた「下級裁判所裁判官指名諮問委員会」および新しい裁判官の人事評価制度においては、「外部評価・外部情報」を受け入れる体制が設けられました。 裁判利用者の視点から個々の裁判官の職務のありかたについて適切な評価を行うことは、司法の国民的基盤を強化するとともに、裁判所内部の評価を相対化することにもつながり、裁判官の独立にも寄与するものです。 2.裁判官をなぜ、弁護士が評価するのか 他方裁判官の職務は専門性を伴い、その十全な評価は必ずしも素人の裁判利用者だけでできるとは限りません。その点で裁判官と同じ法曹として専門知識を持つと同時に、利用者の視点をも共有し、さらに多くの裁判官と接してその職務実態を知りうる弁護士による評価が重要な意味を持ちます。新制度の成功の鍵は弁護士による評価が軌道に乗るかどうかにかかっているといってよいでしょう。また弁護士が各自の担当する事件の裁判官について適切な評価情報をもっていることは、依頼者の利益にもつながるものといえるでしょう。 またこうした弁護士による裁判官評価は世界の趨勢でもあります。イギリスでは弁護士が新聞社のアンケートに協力して、ワースト裁判官を実名・写真・点数入りで記事にしています(The Sunday Times 1998/11/01)。写真を見たい方は<ここ>をクリックしてください。台湾でも弁護士が同様の実践を自発的に行っています。報告書(一部)を見たい方は<ここ>をクリックしてください。同様の実践はアメリカ<ここ(ハワイ州の例)>や韓国他でも行われています。 3.評価の方法・評価結果の表示 評価基準、項目は、5段階評価と評価者が自由に記述する自由記載からなります。記載方法は簡単です。トップページからの「バーチャル評価体験」にお入りになり、ご確認下さい。その後参加を希望される近弁連所属の弁護士の方は、やはりトップページから「参加申し込み」にお入りになって入会申込をしてください。入会資格・本人確認後に ID とパスワードをお伝えします。評価データについては、サイト上では匿名を維持します。なお評価情報を見ることができるのも登録した方だけで、一般には見ることができません。その他詳しくはトップページから「裁判官評価ネットについてのご案内」をご参照下さい。 4.裁判官評価ネットにご参加を 裁判官評価は、評価する弁護士の人数が多ければ多いほど、より信頼度の高いものとなります。多数の方の登録をお願いします。 弁護士による裁判官評価は世界の趨勢ですが、このような専用のウェッブサイトを立ち上げた裁判官評価は、世界的にも他に例を見ない先進的な試みです。試行錯誤を続けながら改良を続け、よりよいものに、またゆくゆくは全国レベルのものに育てていきたいと思います。どうか皆さまのご支援・ご協力をお願いいたします。 |
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